色々と考えるところあって、Linuxで運用していた諸々のサービスをmacOSに移行中です。
apacheやphpなどはhomebrewを使うことで、かなりすんなり移行できました。
いろいろ面倒そうだと予想していたのは、redmine、gitbucket、mpdなどです。
ということで、以下、僕の場合のredmineのインストールの流れ。
多分もっとスマートな方法があると思うのですが。
まずは、ruby のインストール。
brew install ruby@3.1
ruby のバージョンは、使用する redmine に合わせます。
もちろん、apache と mysql も brew でインストールします。
次は、シェルの環境変数を .zshrc に記述。
export PATH="/opt/homebrew/opt/ruby@3.1/bin:$PATH"i export LDFLAGS="-L/opt/homebrew/opt/ruby@3.1/lib" export CPPFLAGS="-I/opt/homebrew/opt/ruby@3.1/include" export PKG_CONFIG_PATH="/opt/homebrew/opt/ruby@3.1/lib/pkgconfig"
これで、シェルから ruby と打つと、/opt/homebrew/opt/ruby が参照されます。
次は、データベースの作成。
mysqlでデータベースと接続ユーザーも作成し、config/database.ymlも設定
次は、bundler のインストール。
gem install bundler bundle install --without development test rake generate_secret_token
最後は、apache 用の mod_passenger の作成。
ruby は詳しくないのですが、Ruby on Rails をapache動かすためのものらしいです。
ruby /usr/local/bin/passenger-install-apache2-module
を実行し、mod_passenger.so を作成します。
mod_passenger.so 生成の過程で、apache 用の設定内容が表示されますので、それを apache の設定ファイルに追加します。
なお、
passenger-install-apache2-module
とだけ実行すると、macOS にプリインストールされている ruby が動いてしまいうまくありません。
上記の内容で、Linux( Ubuntu22.04 )にインストールしていた redmine 5.0.3 を macOS に移行することができました。