Unix考古学の夕べ in 福岡

https://saku-love.doorkeeper.jp/events/46304

「Unix考古学の夕べ in 福岡」でお話を聞いてきました。
参加者は、IT系イベントの中では屈指の平均年齢の高さでした(笑)
先日のPHPカンファレンス福岡2016では、参加者の平均年齢はぱっとみた感じでは30代前半くらいの感じでしたが、今回のそれはどうみて40代。白髪混じりのかたも結構いました。

今回の「Unix考古学の夕べ」は3回目らしく、過去の内容と重複しないようにということから、Unix以前のMultics中心のお話でした。
実は僕もMulticsについては全く知りませんでした。
Multicsは、ベル研、MIT、ゼネラルエレクトリック(後ハネウエル)の三社で開発をはじめたが、途中でベル研が抜けたことがUnix開発のきっかけとなったとか。

また、久しぶりにApollo Domainという名前を聞きました。
僕が新卒で入社した会社(諏訪精工舎)でCADが導入されたのですが、それが動いていたワークステーションがApollo製でした。
Domain/OSというのも聞いたことがありましたが、これがPascalで書かれていたとは知りませんでした。かなりびっくり。
というのも、僕が大学の講義で習ったプログラミング言語がPascalだったのです。
当時、Pascalはプログラミング言語の学習には適しているが、実用的ではないなんていう話を聞いていましたし。
もっとも、その後発表されたAppleのMacintoshもPascalがメインでしたし、Macで動くLightspeed Pascal(後にThink Pascal)やボーランドのTurbo Pascalなんかが出てきましたが。
確か、初期のPhotoshopも、Pascalで書かれたいたと記憶しています。

懐かしいお話が聞けて、楽しかったです。
遅まきながら、「Unix考古学 Truth of the Legend」を買うことにします。

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