Mac miniにOS X Serverをインストールしたお話

OS X 10.11にOS X Serverをインストールしたので、その備忘録。

クライアントがOS X 10.11の場合、ファイル共有へはafpではなくsmbで接続する。
ボリューム間のバックアップにTimeMachineではなく、rsyncを使うと、日本語ファイル名が文字化けするので、brewなどで提供されているrsyncをインストールする必要があります。
→実は、Linuxでファイル共有していたボリュームの中身をコピーする時に気づきました。
ググったら、山のように出てきました(笑)

nfsははじめから動いているので、
/etc/exports
を記述すれば、nfsでのファイル共有もできます。
同様に外部のLinuxなどのボリュームもnfsでマウントできます。

Xcodeをインストールすると、gitサービスが提供されます。
subversionはないみたいなので、別途インストールしないといけません。

TimeMachine用とファイル共有用のアカウントは別々にできます(というかしたほうが良いみたいな感じ)

Windowsクライアントからサイズが大きなファイルをコピーした際に、ファイルが勝手にロックされることがあります。
https://support.apple.com/ja-jp/HT203574
この説明だけでは分かりにくいが、Serverアプリでサーバを選択し、ストレージのタブから問題のボリュームに対してアクセス権の設定と継承を行うようにしないといけません。
特にOS X Serverを動かしている管理者ユーザが、共有しているボリュームに対して、デフォルトでは編集・削除の権限がないみたいなので、かなり焦りました。

また、Windowsクライアントから大きなファイルを共有ボリュームにコピーした場合、そのファイルをサーバー側のMacで開けないことがあります。
もちろんクライアントでも開けません。
サーバーのFinderで、くだんのファイルを選択して、「情報を見る」を実行すると開けるようになりました。
いわゆる「Finder情報」(EA属性)が作成されていない状態だからとかだろうか?

以前のOS X Serverでは、clamavやpostgresqlが入っていたと思ったんだけど、無くなったのかな?

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