Adobe Photoshop 20周年

http://www.adobe.com/jp/joc/ps20th/
もう20年になるんですね。
何を隠そう、このわたくしめ、最初期の日本語版ローカライズに携わっておりました。
当時、Adobe Japanは法人ではなく、虎ノ門の駅のそばの第XX森ビルの一室でした。
英語版1.0の日本語化作業中に、1.0.7がリリースされたのを憶えてます。
初回出荷は1000本に近い数百本だったような…。
RGB->CMYKの変換(4色分解)の処理が、米国と日本とで全く異なるために、その部分に苦労したのを憶えてます。おかげで、英語版との差別化ができたわけですが。。
プログラムも小さくて、2DD FD一枚に収まってました。
今、手許にあるPhotoshop CS3は、プログラムだけで230MBくらいあります。当時のハードディスク容量よりもでかいし(笑)
徹夜で日本語マニュアルの校正もやりましたし、各地の販売店を訪問したり、展示会でのデモなんかもやったなあ。
2.0は、Adobeの意向もあり、日本語化せずに、2.5のリリースを待ちました。そこから先は、担当を外れたので記憶は無いです。。。
当時、日本語版の価格は、確か155,000円でした。米国内での販売価格と比べると、ボッタクリ過ぎだ!とユーザーさん達からは非難されましたが、日本語版の価格を決めていたのはAdobeであって、日本での代理店じゃなかったんですよね。
そういえば、いつのバージョンまでだったか、Shift-Command-Optionを押しながら、aboutを表示させると、Photoshopの目玉ではなくて、Knoll Softwareのクレジットが出てましたなあ。

カテゴリー: その他 パーマリンク