Googleのデータセンター

週刊東洋経済に、グーグルの日本法人の名誉会長さんのインタビュー記事がありました。
現状、Googleの海外のデータセンターと同じような形態のデータセンターを日本で作ろうとしたら、消防法、建築基準法などに抵触してしまうんだそうです。
そして、データセンター内の気温は約30度。ハードウェアは、ほぼ4年で入れ替えるそうなので、キンキンに冷房を入れることもしないんだそうです。
僕も、取引先の某社のサーバー設定のお手伝いで、博多駅東にある某社のデータセンターに行ったことがありますが、確かに猛烈に冷房が入っています。夏でも半袖で入っていくのは躊躇するくらいです。
同じ号の別記事で、マイクロソフトのデータセンターが紹介されていましたが、サーバーは、貨物コンテナ大の筐体に詰まれていて、中の機材が故障しても、故障したことを把握するだけで、交換や修理はしないそうです。そして、コンテナ内の一定数が故障したら、コンテナ毎交換するんだそうです。
記事では、日本国内に、最新のクラウドサービスを提供できるデータセンターを設置できない現状と、データを何処に保管しているかのリスクも指摘しています。
なかなか興味深い記事でした。

カテゴリー: その他 パーマリンク