macOS Sierra ServerのPHP 〜 その2

先日、macOS SierraのServer.appでPHP7を使う記事を書きましたが、その後ちょっと問題が出ました。
Webの設定を変えると、エラーが起きてしまいました。

Server.appのapacheは、リバースプロキシーで動いているのですが、Webの設定を編集すると、このリバースプロキシーのところでエラーが出るようになってしまいました。

なんだかんだで試行錯誤した結果、

/Library/Server/Web/Config/apache2/httpd.conf

を直接編集せずに、

/Library/Server/Web/Config/apache2/other/

に、PHP7用の設定ファイルを作成することで、リバースプロキシーのエラーは回避できました。
僕は、ここにphp7.confとして作成しました。

Server.appの[Webサイト]では、【PHPを有効にする】のチェックは外しておきます。(これをチェックすると、PHP5がロードされます)

php7.confには、

LoadModule php7_module /usr/local/Cellar/php71/7.1.2_13/libexec/apache2/libphp7.so
<IfModule php7_module>
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html index.php
</IfModule>
</IfModule>

のように、httpd.confにあるphp5の記述をコピーして使いました。
libphp7.soのパスについては、それぞれのバージョンにあわせるのは言うまでもありません。

とりあえず動いているという状態ですので、これを外部に公開するには一抹の不安があります。
ローカル環境でのテストに使用に限っておいたほうがよいのではないかと…

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